困っている犬

初心者ライター:応募したい案件を見つけたけど、提案文って何を書けばいいの?

困っている猫

初心者ライター:実績0だし、アピールできることも少ない……。この状態でどう書けばいいんだろう?

Webライターとして案件を探し始めると、多くの人が最初につまずくのが提案文です。

募集内容は理解できても、いざ応募画面を開くと「最初の一文は何を書く?」「初心者って正直に書く?」「実績がない場合は何を見せる?」と手が止まりやすいです。

提案文で大切なのは、きれいな自己紹介を書くことより、「この案件で自分を採用すると、どんなメリットがあるか」を相手に伝えることです。

僕自身、実績0の頃に送って初受注できた提案文が残っています。

今見ると、クライアントの質問には答えている一方で、「初心者」「勉強中」と自分を弱く見せる表現が多く、応募理由もかなり抽象的でした。

筆者

その後、副業Webライターで月10万円を達成し、10名のライターをディレクションする経験もしました。

今の自分が当時と同じ「実績0」の状態で応募するなら、提案文はかなり変えます。

この記事では、Webライター初心者向けに、提案文へ入れる項目、使いやすいテンプレート、実際に初受注できた提案文のBefore→After、採用につながりやすくするコツまでまとめました。

読みながら自分の提案文へ当てはめて、そのまま応募できるところまで作れるように解説していきます。

この記事の筆者

この記事を書いている僕は、Webライターとして以下の経験があります。

  • SEO記事で検索上位を獲得
  • WordPressブログを3年以上運営
  • 副業Webライターで月10万円を達成
  • 10名のライターディレクション経験

この記事の筆者 @kenkenpa_5u

今ではこうした実績を提案文へ書けますが、最初の案件へ応募した頃はクライアントワークの実績が0でした。

提案文の書き方もよく分からず、「初心者だけど大丈夫かな」と不安になりながら応募しています。

だからこそ今回は、経験者向けの営業テクニックよりも、「実績0の初心者が、今持っている材料でどう提案文を組み立てるか」を中心に解説します。

Webライターの提案文は「自己紹介」より「採用するメリット」を伝える

提案文という名前から、「まず自分のことを詳しく説明しないと」と考えやすいです。

ただ、クライアントが知りたいのは経歴そのものより、今回の仕事を任せたときに、きちんと記事を作ってくれそうかという点です。

たとえば旅行記事の募集に対して、「文章を書くことが好きです」と伝えるより、

国内旅行が趣味で、これまで○県を訪れています。実体験を交えた記事制作が可能です。

と書いたほうが、案件との接点が見えます。

ブログ運営の記事なら、WordPressを使った経験や自分で記事を書いてきた経験が強みになります。転職記事なら、実際の転職活動や業界経験も使えます。

提案文で最初に考えるのは、「自分はすごい人か」ではなく、「この案件で使える経験は何か」です。

ライター実績が少ない初心者ほど、ライター歴だけで勝負すると経験者と比較されやすくなります。

本業・趣味・資格・ブログ運営・利用経験など、案件との接点を探すところから始めてみてください。

Webライターの提案文に入れたい7つの項目

提案文は毎回ゼロから考えるより、基本となる型を持っておくと作りやすいです。

僕なら、初心者の提案文は次の7項目をベースにします。

  1. 挨拶・応募理由
  2. 自己紹介・経歴
  3. 案件に活かせる経験・実績
  4. ポートフォリオ
  5. 稼働時間・納期
  6. 連絡可能時間
  7. 意気込み・締め

この7項目を全部長く書くという意味ではなく、募集文に合わせて必要な情報を残します。

クライアント側から質問項目が指定されている場合は、指定された順番を優先すると相手も確認しやすいです。

ここからは、実際に何を書けばいいのか一つずつ見ていきます。

1. 挨拶と応募理由

冒頭では、簡単な挨拶に続けて「なぜこの案件へ応募したのか」を書きます。

ここで、

魅力的な案件だと思ったため応募しました。

だけだと、別の案件にもそのまま使える文章になります。

募集文のどこに魅力を感じたのかまで一段具体化すると、提案文に案件との接点が生まれます。

たとえばWordPress初心者向けの記事募集なら、

自分自身がWordPressブログを運営しており、初心者の頃につまずいた経験を記事へ活かせると感じ応募しました。

と書けます。

旅行案件なら、

ホテルや旅館を紹介する記事を継続して制作する点に魅力を感じました。旅行が好きで、施設を選ぶ際に料金だけでなくアクセスや設備まで比較する習慣があります。

といった形です。

募集文を読んだうえで、「この案件だから応募した」ことが伝わる1〜2文を最初に置くと、その後の自己紹介も自然につながります。

2. 自己紹介・経歴

自己紹介では、名前だけで終えるより、案件に関係する経歴を短く添えると使いやすいです。

Webライター初心者の場合、ライター歴が短いことを長く説明するより、これまでの仕事・学歴・資格・サイト運営など、クライアントが判断材料にできる情報を前に出します。

たとえば営業職なら、

法人営業を3年間経験しています。

大学生なら、

○○学部で△△について学んでいます。

ブログ経験があるなら、

WordPressサイトを1年間運営しています。

といった形です。

経歴を全部並べると提案文が長くなるため、案件との関連性が高いものから選びます。

美容案件なら美容に関する知識や経験、金融案件ならFPや簿記、WordPress案件ならブログ運営経験など、今回の仕事で使える経歴を優先してください。

筆者

筆者:実績0の頃こそ、「ライター経歴がないから書くことがない」と考えるより、これまでの経験の中から案件に使えるものを探すほうが提案文を作りやすいです。

3. 案件に活かせる経験・実績

クライアントが特に見たいのが、「この案件で何を活かせるか」です。

ここでは、単に「SEOができます」「WordPressが使えます」と並べるより、具体的な経験とセットにします。

たとえば、

WordPressで記事を書けます。

より、

個人ブログを1年間運営し、見出し設定・画像挿入・内部リンク・装飾まで自分で対応しています。

と書いたほうが作業イメージが伝わります。

実績がある人は、記事本数や担当範囲、検索順位などを事実ベースで書きます。

実績が少ない人は、本業・資格・利用経験・自主制作記事などを使います。

ポイントは、持っているものを全部並べるのではなく、今回の案件との関連性が高い経験を1〜3個に絞ることです。

クライアントが「この人なら今回のテーマを書けそう」とイメージできる材料を選びましょう。

4. ポートフォリオ

ポートフォリオは、自分がどんな文章を書けるのかを見せる材料です。

筆者

特に初心者のうちは、「文章力があります」と自分で説明するより、実際の記事を見てもらうほうが伝わりやすいです。

送る記事は、応募先のジャンルに近いものを優先します。

金融案件なら金融記事、転職案件ならキャリア記事、ブログ案件ならWordPressやSEOの記事といった形です。

3〜5本のポートフォリオを用意していても、毎回全部送るより、案件に近い1〜3本へ絞ったほうが確認してもらいやすくなります。

実績0からポートフォリオを作る方法は、以下の記事で詳しく解説しています。

実績なしの未経験Webライターはどう攻める?1件目の案件を獲得する実績の作り方

5. 稼働時間・納期

副業Webライターの場合、クライアントは「いつ作業できるか」「どのくらいの本数を担当できるか」も確認します。

そのため、

平日は2〜3時間ほど稼働できます。

週2本まで対応可能です。

のように、具体的な数字を入れるとイメージしてもらいやすいです。

募集文に「週2本以上」「月4本」などの条件がある場合は、その条件へ答える形で書きます。

納期についても、

できるだけ早く対応します。

より、

3,000文字程度であれば3〜4日を目安に納品可能です。

のように書くと具体的です。

無理に良く見せるより、実際の生活で守れる稼働時間・納期を提示することが、その後の継続にもつながります。

6. 連絡可能時間

Webライター案件では、文章力だけでなく連絡の取りやすさも仕事の進めやすさに影響します。

提案文では、

19時以降は比較的すぐに返信できます。

日中も確認でき、24時間以内を目安に返信します。

など、自分の連絡スタイルを具体的に書きます。

副業の場合、本業中は返信まで少し時間が空く人もいると思います。

その場合も、「19時以降なら確認しやすい」などと先に伝えておけば、クライアント側も連絡のタイミングを想像しやすいです。

筆者

「いつでも対応できます」と広く書くより、実際に守れる条件を伝えたほうが、クライアントも連絡のタイミングをイメージしやすくなります。

返信スピードに自信があるなら、その点も提案文の強みになるので活用していきましょう。

7. 意気込み・締め

最後は、「よろしくお願いします」だけで終えるより、案件に対してどう取り組むかを短く伝えます。

初心者の提案文では、

まだまだ勉強中ですが頑張ります。

と書きやすいですが、ここでも初心者という情報より、仕事への姿勢を具体化するほうが伝わります。

たとえば、

レギュレーションを確認したうえで丁寧に執筆し、修正にも迅速に対応します。

継続してお任せいただける場合は、フィードバックも次回以降の記事へ反映します。

といった形です。

意気込みは長文にするより、納期・連絡・品質のどこを大切にするかを1〜3文で書くとまとまりやすいです。

最後に「それでは連絡お待ちしております。よろしくお願いいたします」と締めれば、提案文全体が自然につながります。

【テンプレート】初心者Webライター向けの提案文

ここまでの7項目を一つにまとめると、次のような形になります。

すべてを毎回書き直すより、このテンプレートを土台にして、案件ごとに必要な部分だけ変更する使い方がおすすめです。

特に変えたいのは、応募理由・案件に活かせる経験・ポートフォリオの3か所です。

はじめまして。○○と申します。

募集内容を拝見し、【案件のどこに魅力を感じたか】に魅力を感じ、応募しました。

現在は【本業・学歴・これまでの経験】があり、【案件に関係する経験】を活かした執筆が可能です。

■案件に活かせる経験・実績

・○○
・○○
・○○

■ポートフォリオ

【記事URL】
【記事URL】

■稼働時間

平日:○時間
休日:○時間

週○本ほど対応可能です。

■連絡可能時間

○時〜○時は比較的早く返信できます。
上記以外の時間帯も確認し、○時間以内を目安に返信します。

募集要項やレギュレーションを確認したうえで、丁寧に執筆します。

継続してお任せいただける場合は、フィードバックも次回以降の記事へ反映します。

それでは連絡お待ちしております。
よろしくお願いいたします。

このテンプレートを丸ごとコピーして完成ではなく、応募理由・案件に活かせる経験・ポートフォリオは応募先に合わせて変えてください。

共通部分はテンプレート化しつつ、相手に合わせる部分だけ毎回書き換えると、応募数と提案文の質を両立しやすくなります。

【実録】実績0で初受注できた当時の提案文

ここからは、僕が実際に実績0の状態で初めて案件を受注したときの提案文を公開します。

今見ると改善点はかなりあります。

ただ、初心者時代の提案文をそのまま残しているからこそ、「実際に何を書いていたのか」「今ならどこを直すのか」まで具体的に紹介できます。

はじめまして すごく魅力的な案件だと思ったので提案させていただきました。

自己紹介:目黒といいます。始めたての初心者ですが、1年間サイト運営していた経験から基本的な記事作成、画像選定などはできます。あまりライターとしての経験は浅く、まだまだ勉強中です。不束な点があると思いますが長きにわたって宜しくしていただけたらと思います。

連絡可能時間:19時以降は基本即返信可能な時間です。(※どの時間帯に連絡いただいても24時間以内に必ず連絡いたします)

1日に作業できる時間:2~3時間ほど

今までで最も継続したこと:部活動は3年間継続していました。(運動系)

応募にあたっての意気込み:初心者ですが真摯に取り組みクオリティの高い記事を作っていけたらと思います。

ライティングをやりたいと思った理由:書くことが好きで、隙間時間で相手に価値提供をし、それでお金を得ることができたら自分にとってめちゃくちゃ嬉しいと思ったからです。

■経歴

1年間サイト運用経験あり

■ライティング経験:1年

■実績・得意

タイピングサイト(e-typing)でスコア300とったことあります。

スピード感をもって仕事に取り組めたらと思います。

週2本以上の記事を出せるか:はい。基本的には作成可能ですが、万が一記事作成できなそうな状況になったらすぐ連絡いたします

記事のジャンルは問わないか?:アダルト系、グロ、政治など

この提案文でも初受注にはつながりました。

良かった部分もあれば、現在の自分なら大きく変える部分もあります。

当時の提案文で良かった点

筆者

実績0の提案文として良かったのは、クライアントから聞かれた質問を飛ばさずに回答していることです。

案件によっては、募集文の最後に「応募時は以下の質問へ回答してください」と書かれています。

当時の僕は、連絡可能時間・作業時間・継続経験・応募理由・週の納品本数・対応できないジャンルまで、一通り回答していました。

また、「19時以降は返信しやすい」「1日2〜3時間」「週2本以上対応」と具体的な数字を入れている点も良かったです。

サイト運営1年という経験も書いています。

ライターとしての受注実績は0でも、記事作成や画像選定を経験していた点は今回の仕事へつながる材料です。

提案文として洗練されていたとは言いづらいですが、聞かれたことへ具体的に答える、使える経験を書くという基本はできていました。

当時の提案文で改善したい点

筆者

一番直したいのは、「初心者」「経験が浅い」「まだまだ勉強中」「不束な点がある」と、自分を弱く見せる表現が続いているところです。

初心者という事実を長く説明するより、サイト運営1年、記事作成、画像選定、1日2〜3時間稼働できるといった「今できること」を前に出したほうが採用理由を作りやすいです。

また、冒頭の「すごく魅力的な案件」も抽象的です。

何に魅力を感じたのかまで言語化すると、「この案件だから応募した」という理由が伝わります。

「ライティングをやりたい理由」も、自分がうれしいという話が中心です。

クライアント目線なら、

サイト運営経験を活かして、読者が読みやすい記事を作りたい

など、仕事へどう還元するかまでつなげたほうが強くなります。

さらに、e-typingのスコア300はタイピング速度の目安にはなりますが、記事品質との関連は弱めです。

限られた提案文の中では、サイト運営経験や記事作成経験をもう少し詳しく書くほうが効果的です。

加えて、「ライティング経験1年」と「始めたての初心者」が同じ提案文に入っているため、少し分かりづらさもあります。

「サイト運営1年」「クライアントワーク実績0」と分けて書くと、現在地が伝わりやすいです。

【改善版】月10万円達成・10名ディレクション後の自分ならこう書く

では、Webライターで月10万円を達成し、10名のライターをディレクションした今の自分が、当時と同じ「クライアントワーク実績0」の状態へ戻ったとします。

その状態で同じ案件へ応募するなら、僕は次のように書きます。

経験を増やして見せるのではなく、当時すでに持っていた経験を、クライアントが判断しやすい形へ並べ替えるイメージです。

はじめまして。目黒と申します。

募集内容を拝見し、週2本以上のペースで継続して記事制作へ取り組める点と、さまざまなジャンルの記事に挑戦できる点に魅力を感じ、応募しました。

Webライターとしての受注実績はこれからですが、個人サイトを1年間運営しており、記事作成・画像選定などの基本的な作業は経験しています。

サイト運営で身につけた経験を活かし、募集要項やレギュレーションに沿って丁寧に記事を制作します。

■経歴・経験

・個人サイト運営:1年
・記事作成、画像選定の経験あり
・運動系の部活動を3年間継続

※当時の学歴・専攻・アルバイト・本業など、今回の案件に活かせる経歴があればここへ追加します。

■連絡可能時間

19時以降は比較的早く返信できます。

日中もメッセージを確認し、24時間以内を目安に返信します。

■1日の作業時間

1日2〜3時間ほど確保できます。

■週2本以上の記事作成について

対応可能です。

スケジュールに変更が生じた場合は、納期直前ではなく早めに共有します。

■対応ジャンル

幅広いジャンルに対応します。

アダルト・グロ・政治関連は対象外とさせてください。

■応募にあたって

実績を作るためだけの応募ではなく、継続して記事制作を任せてもらえる関係を目指しています。

募集要項を確認し、納期・連絡・レギュレーションを守ったうえで、一記事ずつ丁寧に制作します。

修正やフィードバックをいただいた場合も内容を整理し、次回以降の記事へ反映します。

貴メディアの発展に長期的にお力添えできれば幸いです。

よろしくお願いいたします。

当時の提案文と比べると、経験そのものは当時とほぼ同じです。

変えたのは、同じ経験をどう見せるかです。

筆者

「初心者」「勉強中」「不束」という表現を減らし、サイト運営1年、記事作成、画像選定、稼働時間、連絡速度といった、仕事を任せる判断材料を前に出しています。

また、「魅力的だと思った」だけで終えず、継続して記事制作できる点や幅広いジャンルへ挑戦できる点など、募集内容に合わせて応募理由を言語化しました。

初心者の提案文は、実績を無理に大きく見せるより、今持っている経験を「この案件でどう使えるか」に変換するだけでもかなり印象が変わります。

実績なしの初心者は提案文で何をアピールすればいい?

実績0の人が一番悩みやすいのが、「書ける実績がない」という部分です。

Webライターとしての受注実績が0でも、本業・学歴・資格・趣味・ブログ・SNSなど、案件につながる材料は探せます。

筆者

提案文では、ライター歴そのものより、今回の案件に使える情報を優先してください。

本業・学歴・趣味など、案件とつながる経験を書く

たとえば転職記事なら転職経験、美容記事なら美容サービスの利用経験、金融記事なら簿記やFP、WordPress記事ならブログ運営経験が使えます。

学生なら専攻やゼミ、アルバイト経験も案件によっては強みになります。

旅行記事なら旅行頻度、飲食店の記事なら接客経験、就活記事なら自分の就職活動も材料です。

「ライター実績0」という一つの項目だけを見ると弱く感じますが、クライアントが募集しているテーマまで広げると、使える経験が見つかりやすくなります。

筆者

提案文を書く前に、募集テーマを見ながら「過去に経験したこと」「知っていること」「実際に使ったこと」を3つほど書き出してみてください。

「初心者です」より、今できることを先に書く

実績0だと、正直さを意識して「初心者です」「まだ勉強中です」と書きたくなります。

初心者という情報を一言入れる程度なら問題ないですが、提案文の中心にすると、クライアントが見たい「何を任せられるか」が後ろへ下がります。

たとえば、

初心者ですが頑張ります。

より、

WordPressブログを1年間運営し、記事作成と画像選定を経験しています。

と書くほうが具体的です。

そのうえで、

クライアントワークの実績はこれからですが、募集要項に沿って丁寧に対応します。

と添えれば、現在地と強みの両方を伝えられます。

初心者を隠すかどうかで悩むより、できることを先に出し、経験の浅さは必要な範囲だけ補足すると提案文がまとまりやすいです。

ポートフォリオを自分で作って提案文に添える

仕事として公開できる記事がまだない場合は、自分でポートフォリオを作る方法があります。

WordPressブログ、note、Googleドキュメントなどを使い、応募したいジャンルの記事を3本ほど作るところから始めます。

筆者

たとえば転職案件を狙うなら、転職活動の流れや面接対策の記事を作ります。ブログ案件ならWordPressやSEOの記事を用意しましょう。

ポートフォリオがあると、「文章力があります」と自己評価を書く代わりに、実際の記事を見てもらえます。

3本ほどできたら応募を始め、応募と並行しながら5本、10本と増やしていく形でも十分です。

ポートフォリオの作り方から詳しく知りたい方はこちらです↓

実績なしの未経験Webライターはどう攻める?1件目の案件を獲得する実績の作り方

Webライターの提案文で採用につながりやすくする5つのコツ

基本の型を作ったら、次は「同じ内容でもどう見せるか」を整えます。

提案文は、実績が多い人だけが有利になる文章ではなく、案件と自分の接点を分かりやすく見せる場所です。

ここでは、僕が今提案文を書くなら特に意識する5つを紹介します。

1. 冒頭で「この案件との接点」を伝える

提案文の最初から長い自己紹介を始めるより、募集内容との接点を早めに出すほうが読みやすいです。

たとえば、

目黒と申します。Webライターをしています。

だけで終えるより、

WordPressブログを3年以上運営しており、今回のブログ運営記事なら実体験を活かせると考え応募しました。

と書きます。

クライアント側は複数の提案文を読むことがあります。

冒頭で「この人は今回の案件に関係がありそう」と伝われば、その後の経歴やポートフォリオも確認しやすくなります。

筆者

応募理由を考えるときは、募集文の中から「自分の経験とつながる部分」「特に興味を持った業務」を一つ選ぶと書きやすいです。

2. 募集要項にある質問へ漏れなく答える

提案文を上手に書くことより先に、募集要項の指示へ答えることが大切です。

「週何本納品できるか」「過去の実績URL」「稼働時間」「応募理由」など、クライアント側が質問を指定している案件もあります。

質問を一つ飛ばすと、文章力以前に「募集文を最後まで読んでいるか」という部分で不安を与えやすくなります。

僕が初受注した提案文も、文章としては改善点が多かった一方で、指定された質問には一通り回答していました。

応募前には、募集文をもう一度開き、質問項目を上からチェックします。

項目が多い場合は、提案文でも同じ順番で見出しを付けて回答すると、相手が確認しやすくなるので、「コピペして」などの指定がない場合は相手にとっての見やすさを意識するようにしましょう。

3. 実績は「数」より案件との関連性を優先する

実績が増えてくると、提案文へ全部書きたくなります。

ただ、応募する案件と関係が薄い実績まで大量に並べるより、関連するものを優先したほうが内容が伝わりやすいです。

筆者

たとえば金融案件なら、簿記・FPや金融記事の経験を優先するイメージです。

実績0の場合も同じで、タイピングスコアのような周辺情報より、サイト運営や自主制作記事など、今回の仕事に近い材料を選びます。

提案文は実績一覧ではなく、「今回の仕事を任せる理由」を作る場所だと考えると、何を残すか判断しやすくなります。

4. 長さより「必要な情報がすぐ見つかるか」を意識する

提案文の適切な文字数に固定の正解はなく、募集側から質問される項目によって変わります。

筆者

僕なら、質問が少ない案件では400〜700字程度を一つの目安にしつつ、指定項目が多い案件では回答を優先します。

大切なのは、長いか短いかより、クライアントが知りたい情報を探しやすいことです。

自己紹介が10行続いたあとにポートフォリオが出てくる提案文より、「応募理由」「経験」「ポートフォリオ」「稼働時間」と分けたほうが確認しやすくなります。

長くなった場合は、箇条書きや簡単な見出しを使って整理します。

反対に、案件への接点・実績・稼働時間まで伝えられているなら、文字数を増やすこと自体を目的にしなくて大丈夫です。

5. 共通部分はテンプレ化し、3か所だけ案件ごとに変える

提案文を毎回ゼロから作ると、応募するだけでかなり時間を使います。

筆者

そこで、自己紹介・稼働時間・連絡可能時間など、変化が少ない部分はテンプレートとして保存しておくのがおすすめです。

そのうえで、応募理由・案件に関連する経験・提示するポートフォリオの3つを案件ごとに変えます。

たとえばブログ案件へ応募したあとに転職案件へ応募する場合、自己紹介や連絡可能時間はそのまま使い、応募理由や実績だけを差し替えれば十分です。

完全コピペと、テンプレートを活用することは別です。

共通部分を効率化しながら、相手が知りたい部分だけしっかり変える形で楽に質の高い提案文を作っていきましょう。

Webライター初心者が避けたいNG提案文

提案文の改善では、「何を書くか」と同じくらい「何を減らすか」も大切です。

特に初心者の頃は、自分をよく見せたい気持ちから経歴を詰め込んだり、逆に「初心者です」と下げすぎたりしやすいです。

筆者

ここでは、僕自身の昔の提案文も踏まえて、避けたい書き方を紹介します。

1. どの案件にも同じ提案文を送る

自己紹介や稼働時間まで毎回変える必要はないですが、応募理由やアピール内容まで同じだと案件との接点が薄くなります。

たとえば、美容・金融・旅行の3案件にすべて、

文章を書くことが好きなので応募しました。

と送ると、そのテーマを任せる理由が見えにくいです。

共通テンプレートを土台にしつつ、「なぜこの案件か」「このテーマで使える経験は何か」「どの記事を見せるか」を変えます。

数を増やすために完全コピペするより、少し時間を使って案件との接点を1〜2文加えたほうが提案の内容は強くなります。

2. 自分の成長だけを応募理由にする

「Webライターとして成長したい」「実績を作りたい」という気持ちは自然です。

ただ、提案文でそれだけを書くと、クライアント側のメリットが見えにくくなります。

たとえば、

実績を作りたいので応募しました。

より、

サイト運営経験を活かして、読者が迷いやすいポイントまで具体的に書けると考え応募しました。

と書くほうが仕事につながります。

自分の目標を書く場合も、

フィードバックを次の記事へ反映し、継続するほど品質を高めます。

のように、クライアント側へ貢献する形に変えると採用されやすいです。

3. 「初心者」「勉強中」を何度も書く

実績0の頃は、自分の経験不足を先に伝えたくなります。

ただ、

初心者です。
まだ勉強中です。
不束な点があると思います。

と続けると、できることより不安要素のほうが目立ちます。

当時の僕の提案文も、ここが大きな改善ポイントでした。

初心者という情報を必要な範囲で伝えたら、その後はサイト運営、記事作成、資格、趣味、本業など、案件に使える材料へ切り替えます。

筆者

「経験が浅い自分をどう説明するか」より、「今の自分なら何を任せてもらえるか」を中心に組み立ててみてください。

4. 案件と関係の薄い経歴を長く並べる

経歴をなるべく多く書けば強く見えるとは限りません。

提案文では、今回の案件に関係する経歴を優先します。

たとえば美容記事へ応募する場合、大学時代のアルバイトを長く説明するより、美容サービスの利用経験や美容資格、自主制作した美容記事を詳しく書くほうが伝わります。

もちろん、実績0の初心者なら学歴や職歴も判断材料になります。

その場合も、案件と接点があるものを先に置き、その他は簡潔にまとめます。

筆者

経歴の量を増やすより、「この経験が今回の記事でどう使えるか」までつなげることを意識してみてください。

5. 募集要項の質問や条件を飛ばす

提案文の内容を工夫しても、募集要項に書かれた質問へ答えていないと、やり取りが一往復増えます。

「週2本納品できる方」「WordPress入稿経験を記載」「過去記事URLを添付」などの条件がある場合は、提案文の中で明確に答えます。

特に質問項目が多い案件では、相手の順番に合わせて回答すると読みやすいです。

提案文を書き終えたら、送信前に募集文へ戻り、「指定された質問へ全部答えたか」「必須条件を満たしているか」を確認してください。

文章をうまく見せる前に、相手が求めた情報を揃えることが提案文の基本です。

提案文を改善しても案件が取れないときに見直したいこと

提案文は案件獲得で重要ですが、採用は提案文だけで決まるわけではなく、応募する案件・プロフィール・ポートフォリオとの組み合わせでも変わります。

提案文を何度か直しても反応が変わらない場合は、「もっと文章をうまくしよう」と考える前に、応募全体を見直してみてください。

応募している案件が今の自分に合っているか確認する

実績0の状態で経験3年以上必須の案件ばかり狙っていると、提案文を改善しても経験者と比較されやすいです。

筆者

初心者のうちは、未経験OK・構成支給・マニュアルあり・自分の経験を活かせるジャンルなども候補にしましょう。

また、「初心者歓迎」だけで選ぶより、仕事内容や報酬、クライアント評価まで確認することが大切です。

応募しても反応が薄い場合は、直近10件ほどを見返し、「必須条件を満たしていたか」「自分の経験と接点があったか」を確認してみてください。

失敗しにくい案件の選び方を詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください。↓

Webライター初心者はどんな案件に応募すべき?失敗しにくい案件の選び方と避けたい案件を解説

プロフィールと提案文の内容をそろえる

提案文で「WordPress入稿ができます」と書いていても、プロフィールがほとんど空欄だと、クライアント側が確認できる情報は少なくなります。

プロフィールにも、得意ジャンル・経歴・対応業務・稼働時間・ポートフォリオなどを整理しておきます。

提案文は案件ごとに相手へ合わせる文章、プロフィールはどの案件から見られても「何を任せられる人か」が分かる土台、と役割を分けると作りやすいです。

提案文とプロフィールの情報が自然につながっていれば、応募後にプロフィールを開かれたときも、自分の強みを理解してもらいやすくなります。

応募結果を記録して、どこで止まっているかを見る

案件が取れないときは、提案文を感覚だけで直すより、応募結果を簡単に記録すると原因を探しやすいです。

たとえば10件応募して返信0件なら、提案文・案件選び・プロフィールを優先して見直します。

返信は来るのにテストライティングで落ちる場合は、提案文より記事品質やレギュレーション対応を改善するほうが効果的です。

筆者

応募日・案件・返信の有無・テスト進行・結果くらいをメモしておくだけでも、自分がどこで止まっているか見えやすくなります。

案件獲得までのどこで止まっているかによって、次に直す場所を変えてみてください。

Webライターの案件が取れない原因は?初心者が見直すべきポイントと改善方法を解説

Webライターの提案文についてよくある質問

最後に、初心者が提案文を書くときに迷いやすいポイントへ回答します。

提案文に唯一の正解があるわけではなく、案件や募集要項によって内容は変わります。

そのため、ここでは「初心者が最初にどう考えるか」という基準でまとめました。

提案文は毎回ゼロから書いたほうがいい?

提案文は毎回ゼロから書いたほうがいい?

毎回すべてを書き直すより、共通部分をテンプレート化して、案件に合わせる部分だけ変更する方法がおすすめです。

自己紹介、稼働時間、連絡可能時間などは毎回大きく変わりにくいため、そのまま使えます。

一方、応募理由・案件に関連する経験・ポートフォリオは応募先によって変えます。

たとえば旅行記事なら旅行経験、美容記事なら美容経験、WordPress記事ならブログ運営経験を前に出します。

「テンプレートを使う=完全コピペ」ではなく、変えなくていい部分を効率化し、相手に合わせる部分へ時間を使うと考えると作りやすいです。

初心者だと提案文に書いたほうがいい?

初心者だと提案文に書いたほうがいい?

初心者という情報を無理に隠すより、必要な範囲で伝えれば十分です。

大切なのは、その一言のあとに「何ができるか」を続けることです。

たとえば、

クライアントワークの実績はこれからですが、WordPressブログを1年間運営し、記事作成と画像選定を経験しています。

と書けば、現在地と強みの両方を伝えられます。

「初心者です」を何度も繰り返すより、案件に活かせる経験を中心に書いたほうが、相手も仕事を任せたときのイメージを持ちやすいです。

正直さは保ちつつ、弱みより先に、今できることを伝える形を意識してみてください。

実績0でも提案文は作れる?

実績0でも提案文は作れる?

実績0でも提案文は作れます。

本業・学歴・資格・趣味・ブログ運営・自主制作記事などから、案件に関連する材料を探してください。

たとえば転職経験があるならキャリア記事、簿記を持っているなら金融記事、WordPressブログを運営しているならブログ・SEO案件でアピールできます。

さらに、自分で記事を作れば、仕事としての納品実績が0でもポートフォリオとして提示できます。

まずは応募したいジャンルの記事を3本ほど作り、その中から案件に一番近い記事を提案文へ添える形がおすすめです。

提案文は何文字くらいがいい?

提案文は何文字くらいがいい?

文字数だけで評価が決まるわけではなく、募集文で求められている情報量によって変わります。

僕なら、質問が少ない案件では400〜700字程度を一つの目安にします。

質問が多い案件では、文字数より指定された項目へ答えることを優先します。

長くなる場合は、「経歴」「実績」「稼働時間」など簡単な見出しを付けて整理すると読みやすいです。

提案文を削るときは、案件との関係が薄い経歴や、同じ意味を繰り返している部分から減らしていくと整理しやすくなります。

何件送っても採用されない場合はどうする?

何件送っても採用されない場合はどうする?

まずは直近10件ほどの応募を振り返ってみてください。

返信がほぼ0なら、提案文・プロフィール・応募先の3つを見直します。

テストまで進めているなら、提案文より記事品質や募集側との相性を確認します。

また、高難度案件だけに応募していないか、自分の経験を活かせるジャンルを選べているかもチェックしてください。

提案文だけを何度も書き直すより、どの段階で止まっているかを確認してから直す場所を決めるほうが効率的です。

まとめ|提案文は「自分を説明する文章」より「採用する理由」を作ろう

筆者

Webライターの提案文では、自分の経歴を長く説明するより、今回の案件で自分を採用する理由が伝わるかを意識してみてください。

基本は、次の7項目です。

  1. 挨拶・応募理由
  2. 自己紹介・経歴
  3. 案件に活かせる経験・実績
  4. ポートフォリオ
  5. 稼働時間・納期
  6. 連絡可能時間
  7. 意気込み・締め

実績0の初心者でも、本業・学歴・資格・趣味・ブログ運営など、提案へ使える材料はあります。

筆者

僕が初受注した頃の提案文も、今見ると「初心者」「勉強中」といった表現が多く、改善できる部分がたくさんありました。

それでも案件獲得につながった経験があるからこそ、今なら「経験を盛る」のではなく、同じ経験を相手に伝わる形へ変えることを優先します。

まずは今回紹介したテンプレートを土台にして、応募したい案件を一つ開いてみてください。

募集文を見ながら、応募理由・関連経験・ポートフォリオの3か所を書き換えるところから始めると、提案文を完成させやすいです。

他にも、Webライターを始めたばかりの初心者向けの記事を書いています。気になるものがあれば、よかったらのぞいてみてください。

失敗しにくい案件の選び方を詳しく知りたい方へ↓

Webライター初心者はどんな案件に応募すべき?失敗しにくい案件の選び方と避けたい案件を解説

最初の1件を取るまでの流れを詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください↓

未経験からWebライター案件を取る方法7ステップ|実績ゼロでも採用される提案文も公開

実績・ポートフォリオの作り方から確認したい方は以下の記事をご覧ください↓

実績なしの未経験Webライターはどう攻める?1件目の案件を獲得する実績の作り方

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