困っている猫

Webライターを始めたいけれど、実績ゼロの自分に仕事を頼んでくれる人なんているの?

困っている犬

クラウドソーシングに登録したものの、どの案件に応募すればいいのかわからない

Webライターに興味を持っても、最初の案件を取るところで止まってしまう人は少なくありません。

筆者

僕もWebライターを始めたばかりの頃は、公開できる実績も人脈もありませんでした。

それでも案件への応募を続け、副業ライターとして月10万円を達成し、文字単価1円で採用されたクライアントから仕事を任せてもらい、最終的には10名のライターをディレクションするところまで経験しました。

2026年8月も、Webライターとして16,280円の売上が発生しています。AIで文章を作れるようになった現在でも、案件を獲得して収入を得ることは可能です。

この記事では、未経験者がWebライターの初案件を取るまでの手順を、実体験を交えながら解説します。

この記事でわかること
  1. 未経験者はどこで案件を探せばいいのか
  2. 実績がない状態で何をアピールすればいいのか
  3. どのような提案文を送れば採用されやすいのか

最後まで読めば、案件を探すところから応募するところまで、今日やるべきことが明確になります。

未経験でもWebライター案件は獲得できる

結論からお伝えすると、実務経験がなくてもWebライター案件は獲得できます。

クライアントが見ているのは、Webライター歴だけではありません。

クライアントが見ている6つのこと
  • 納期を守れそうか
  • 安心して連絡を取れそうか
  • 読者に伝わる文章を書けるか
  • 修正に素直に対応できそうか
  • 募集要項を正しく読めているか
  • 案件に関連する知識や経験があるか

このような点も含めて、依頼する相手を判断しています。

もちろん、経験者と同じ条件で比較されれば不利になることはあります。しかし、初心者向けの案件や、自分の経験を活かせるジャンルに絞れば、未経験者にも十分に採用される可能性があります。

僕もWebライターを始めたばかりの頃は、公開できる実績も人脈もありませんでした。

筆者

大切なのは「未経験だから何もアピールできない」と考えないことです。

たとえば会社員として働いた経験、資格取得のために勉強した経験、転職、節約、子育て、筋トレ、ゲームなども、扱うテーマによっては立派な強みになります。

Webライターとしての実績がなくても、これまでの人生経験までゼロになるわけではありません。

AI時代でもWebライターがオワコンではない理由

生成AIの登場によって、以前よりも文章を作りやすくなったのは事実です。一方で、AIが出力した文章をそのまま公開できるとは限りません。

記事を公開するまでには、検索意図の分析、情報収集、構成作成、事実確認、文章の調整、入稿など、さまざまな作業があります。実体験や独自情報を加えたり、媒体のルールに合わせたりする判断も必要です。

筆者

僕自身、AIが広く使われている2026年8月にもWebライターとして16,280円を稼いでいます。

今後は「文章を書くだけ」の案件が減ったり、単価が下がったりする可能性はあります。

しかし、読者やクライアントの目的を理解し、AIも使いながら記事を完成させられる人の需要まで、すぐになくなるとは考えていません。

筆者

未経験者もAIを恐れるだけではなく、リサーチや誤字脱字の確認などに活用しながら、最終的な品質に責任を持てるライターを目指しましょう。

未経験からWebライター案件を取るまでの7ステップ

未経験者が初案件を獲得するまでの流れは、次のとおりです。

  1. Webライティングの基礎を学ぶ
  2. 得意ジャンルと経験を棚卸しする
  3. クラウドソーシングに登録してプロフィールを整える
  4. ポートフォリオまたはサンプル記事を用意する
  5. 初心者が狙うべき案件を探す
  6. 募集要項に合わせた提案文を送る
  7. テストライティングを受けて初案件を納品する

一つずつ見ていきましょう。

1.Webライティングの基礎を学ぶ

案件に応募する前に、最低限のWebライティングを学びましょう。ただし、何ヶ月も勉強してから応募する必要はありません。

最初に押さえておきたいのは、以下の内容です。

  • 結論を先に伝える
  • 誤字脱字をなくす
  • 一文を長くしすぎない
  • SEOの基本を理解する
  • 信頼できる情報源を確認する
  • 他サイトの文章をコピーしない
  • 読者の疑問に沿って情報を並べる
  • 見出しごとに伝える内容を整理する

SEOとは、Googleなどの検索結果で記事を見つけてもらいやすくするための取り組みです。

初心者の段階では、検索キーワードを不自然に詰め込む技術よりも「その言葉で検索した人が何を知りたいのか」を考えることから始めれば問題ありません。

勉強方法は、Webライティングの本を1〜2冊読み、自分で記事を書く流れがおすすめです。本を何冊も読むだけでは、案件に必要な文章力は身につきにくいからです。

筆者

基礎を学んだら、完成度が70%でもサンプル記事を書き始めましょう。書いて初めて、自分が理解できていない部分に気づけます。

2.得意ジャンルと経験を棚卸しする

次に、自分が書きやすいジャンルを探します。

筆者

未経験者が「何でも書けます」と伝えても、クライアントには強みが伝わりません。

応募する案件に関係する経験を具体的に示したほうが、採用する理由を作れます。

以下の項目を書き出してみてください。

  • 保有している資格
  • これまで経験した仕事
  • 1年以上続けている趣味
  • 自分で悩みを解決した経験
  • 周囲から相談されやすいこと
  • お金や時間をかけて学んだこと

たとえば、金融業界で働いた経験がなくても、簿記やFPの資格を持っていれば、お金に関する基礎知識をアピールできます。転職経験があれば転職メディア、WordPressブログを運営していればブログ関連の記事との相性がよいでしょう。

専門家である必要はありません。「そのテーマについて、一般的な初心者より少し詳しい」という経験も案件選びのヒントになります。

ただし、医療・法律・投資など、誤った情報が読者に大きな不利益を与える分野では注意が必要です。資格者による確認体制や、参照すべき情報源が明確な案件を選びましょう。

3.クラウドソーシングに登録してプロフィールを整える

実績も営業先もない未経験者は、まずクラウドソーシングに登録するのがおすすめです。

クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい人と受注したい人をインターネット上でつなぐサービスです。代表的なサービスには、クラウドワークスやランサーズがあります。

登録したら、応募前にプロフィールを整えましょう。提案文を読んで興味を持ったクライアントが、プロフィールを確認することがあるからです。

プロフィールには、次の内容を入れます。

  • 簡単な自己紹介
  • 経歴・職歴
  • 得意ジャンル
  • 保有資格
  • 対応できる業務
  • ポートフォリオ
  • 1週間の稼働時間
  • 返信できる時間帯
  • 納期や連絡に対する姿勢

以下は、未経験者向けのプロフィール例です。

はじめまして。副業でWebライターとして活動している〇〇と申します。

本業では3年間、食品メーカーの営業を経験してきました。食品・営業・働き方に関する記事を得意としています。

SEOライティングの基礎を学び、個人ブログで記事を執筆しています。構成作成、記事執筆、WordPress入稿に対応可能です。

稼働時間は平日2時間、土日は各4時間ほどです。ご連絡には原則24時間以内に返信いたします。

読者にとってわかりやすい文章と、納期を守ることを大切にしています。よろしくお願いいたします。

実績がないのに「経験豊富です」と見せる必要はありません。嘘をつくよりも、関連する経験と仕事への姿勢を具体的に伝えたほうが信頼につながります。

4.ポートフォリオまたはサンプル記事を用意する

ポートフォリオとは、自分が過去に制作した記事や対応できる仕事をまとめたものです。実績がない未経験者でも、自分でサンプル記事を書けば用意できます。

クライアントは、応募者の「頑張ります」という言葉だけでは文章力を判断できません。記事を見せることで、文章の読みやすさ、情報のまとめ方、SEOへの理解などを確認してもらえます。

筆者

最初は、応募したいジャンルの記事を3本ほど用意しましょう。

たとえば転職ジャンルに応募したいなら、次のような記事を作ります。

  • 20代で転職するメリット・デメリット
  • 転職活動を始める前に準備すること
  • 未経験職種への志望動機を書くコツ

1記事の文字数は、3,000〜5,000文字程度でも構いません。文字数を増やすことより、検索する読者の疑問に答え、最後まで読みやすく仕上げることが重要です。

無料ブログやnote、Googleドキュメントでもサンプルは作れます。ただし、本格的にWebライターを続けるなら、WordPressブログを作るのも一つの方法です。記事だけでなく、WordPressの操作や画像選定、装飾、入稿までできることを示せます。

筆者

僕は1万字を超える記事を8本用意した段階で、自分のサイトをポートフォリオとして掲載しました。

その結果、文字単価2.5円の案件を獲得できた経験があります。

これは「8記事なければ採用されない」「1万字書くべき」という意味ではありません。重要なのは、実務経験がなくても、自分で作った記事によってスキルを証明できることです。

ポートフォリオには、以下の内容をまとめておくと伝わりやすくなります。

  • 自己紹介と経歴
  • サンプル記事または公開可能な実績
  • 記事ごとの担当範囲
  • 得意ジャンル
  • 対応可能な業務
  • 稼働時間
  • 連絡方法

なお、クライアントから許可を得ていない納品記事を、勝手に実績として公開してはいけません。

記名記事であっても、ポートフォリオへの掲載可否を確認しましょう。

5.初心者が狙うべき案件を探す

準備ができたら、実際に案件を探します。

筆者

未経験者は、次の条件に当てはまる案件から狙うのがおすすめです。

  • 継続依頼の可能性がある
  • 報酬と納期が明確である
  • マニュアルや構成が用意されている
  • 自分の経験を活かせるジャンルである
  • 仕事内容と納品物が具体的に書かれている
  • 「初心者歓迎」「未経験可」と書かれている
  • クライアントの評価や過去の発注実績を確認できる

最初から高単価案件だけに絞ると、経験者との競争が激しくなります。一方で、極端に安い案件を選ぶ必要もありません。

最初の目安は、文字単価0.5〜1円程度です。

サンプル記事が充実している、自分の専門分野と合っている、WordPress入稿までできるといった強みがあれば、未経験でも文字単価1円以上へ応募するのがおすすめです。

「未経験だから、まずは文字単価0.1円で100記事書こう」と考える必要はありません。

5,000文字を書いて500円では、時給が極端に低くなり、疲れて続けられなくなる可能性があります。

ただし、単価だけで案件の良し悪しは決まりません。構成や画像選定、入稿まで含むのか、修正回数は多いのかなど、作業範囲も確認しましょう。

最初はプロジェクト形式の案件がおすすめ

クラウドソーシングのライティング案件には、大きく分けてタスク形式プロジェクト形式があります。

タスク形式は、用意された作業にすぐ取り組める方式です。応募や選考がないことも多く、サービスの使い方に慣れるには役立ちます。ただし、単価が低く、継続案件につながりにくい傾向があります。

プロジェクト形式は、提案文を送り、選考を経て契約する方式です。初めは採用されないこともありますが、継続依頼や単価アップにつながりやすいため、Webライターとして収入を伸ばしたい人に向いています。

筆者

提案に慣れるためにタスク形式を利用するのはよいものの、タスクだけを続けるのではなく、プロジェクト形式にも応募していきましょう。

6.募集要項に合わせた提案文を送る

案件を見つけたら、提案文を送ります。

提案文で最も大切なのは、すべての案件に同じ文章を送らないことです。クライアントは「この募集要項を読んだうえで応募しているか」を見ています。

提案文には、以下の内容を入れましょう。

  1. 挨拶と名前
  2. 応募した理由
  3. 案件に活かせる経験や知識
  4. ポートフォリオ・サンプル記事
  5. 対応できる本数と納期
  6. 稼働時間と連絡可能な時間
  7. 締めの挨拶

募集要項に質問が書かれている場合は、必ず同じ順番で回答します。質問を無視すると、それだけで募集文を読んでいないと判断されかねません。

未経験者でも使える提案文のテンプレート

はじめまして。Webライターとして活動している〇〇と申します。
〇〇の経験を活かせると考え、今回の「△△」の記事作成案件に応募いたしました。

本業では〇年間、〇〇の業務に携わっています。実務を通じて得た知識をもとに、初心者にもわかりやすい記事を執筆できます。

実務経験はありませんが、WebライティングとSEOの基礎を学び、以下のサンプル記事を作成しました。
・記事タイトル:URL
・記事タイトル:URL

【対応可能な本数】週〇本
【稼働時間】平日〇時間、土日〇時間
【連絡】原則〇時間以内に返信いたします

ご指定のマニュアルを確認し、納期を守って丁寧に対応いたします。ご検討いただけますと幸いです。

テンプレートは土台として使い、応募理由と経験の部分を案件ごとに変えてください!

「初心者ですが、やる気だけはあります」と書くよりも「営業職を3年間経験しているため、営業担当者が抱える悩みを具体的に理解できます」と伝えたほうが、採用するメリットが明確になります。

僕が文字単価1円の案件に採用された実際の提案文

筆者

僕が実際に文字単価1円の案件を獲得したときは、募集要項で聞かれた質問に沿って、次の内容を送りました。

簡単な自己紹介
初めまして。目黒と申します。これまで多ジャンル執筆ライターとして、10件以上の記事を執筆してきました。特に金融に関する記事では、多くの読者から好評をいただきました。貴社では、これまでの経験を活かし、読者のニーズに応える質の高い記事を執筆したいと考えております。
ライター歴は約2年ほどで個人ブログ(https://www.meguroblog2.com/achievements/)を運営しております。検索上位表示実績もあり、SEOライティングも可能です。
簡単な自己紹介ということですので、簡略的に書かせていただきますが詳しく知りたい場合はこちらをご覧ください。
webライター目黒のポートフォリオ (https://www.meguroblog2.com/achievements/

医療関係の職業経験があるか
医療関係の職業経験はございません

対応可能な記事本数(週○本)
週4〜5本 / 月20本
確認ですが、最低でも週10本が必須なのでしょうか?それとも月20本のペースで問題ないのでしょうか? 

対応可能な稼働時間
平日:1日4時間、土日も対応可能
平日・土日ともに1日4時間対応可能
毎日最低4時間(16:00〜23:00)対応可能
※どの時間帯に連絡いただいても必ず24時間以内に対応させていただきます。

スポット発注の対応可否
納期次第ですが、即日~翌日対応も可能です。

コミュニケーションの円滑さに関する自己PR
迅速なレスポンスを心がけており、通常24時間以内に返信いたします。急ぎの案件にもできる限り対応いたします。

この提案文から受注につながり、結果的に同じクライアントのもとで10名のライターをディレクションするまでになりました。

採用につながった要因として考えられるのは、質問に一つずつ回答したこと、ブログとSEO実績を示したこと、対応本数や稼働時間を具体的に伝えたことです。

経験のない医療分野について、正直に「職業経験はない」と答えた点も、信頼を損なわないために必要でした。

一方で、今読み返すと改善できる部分もあります。

  • 対応時間について同じ内容を繰り返さない
  • 応募案件と関係する実績を優先して載せる
  • 質問は、募集要項を読み直しても解決しない場合だけにする
  • 「質の高い記事」ではなく、どのような価値を提供できるかを書く

実際に採用された文章だからといって、完璧な提案文だったわけではありません。提案文は、応募を重ねながら改善していくものです。

7.テストライティングを受けて初案件を納品する

提案が通ると、テストライティングを依頼されることがあります。テストライティングとは、本契約の前後に、文章力やルールへの対応力を確認するために記事を執筆する選考です。

テストでは、文章のうまさだけでなく、以下の点も見られています。

  • コピペをしていないか
  • 納期より前に提出できるか
  • 不明点を放置せず質問できるか
  • 指摘に対して適切に修正できるか
  • 信頼できる情報をもとに執筆しているか
  • 指定された構成やマニュアルを守れているか

執筆前に、納品形式、文字数、参考資料、表記ルール、締切を確認しましょう。

筆者

わからないことがある場合は、自分で調べたうえで「〇〇という認識でよいでしょうか」と具体的に質問すると、クライアントも回答しやすくなります。

また、テストだからといって無報酬が当然ではありません。完成した記事を実際に使用できる内容で提出させるにもかかわらず、報酬が極端に低い案件には注意してください。

契約後は、クラウドソーシング上で仮払いが完了したことを確認してから作業を始めるのが基本です。

仮払い前に大量の記事作成を求められた場合は、すぐに着手せず運営ルールを確認しましょう。

未経験Webライターが案件を取る5つの方法

筆者

初案件にはクラウドソーシングがおすすめですが、案件を取る方法はほかにもあります。それぞれの特徴を理解し、自分の経験に合わせて使い分けましょう。

1.クラウドソーシングで応募する

未経験者が最も始めやすい方法はクラウドソーシングで応募することです。募集されている案件を一覧で確認でき、契約から報酬の受け取りまでサービス上で進められます。

一方で、初心者向け案件には応募が集まりやすく、手数料もかかります。

登録するだけでは仕事を取れないため、プロフィールやポートフォリオを整えて継続的に提案する必要があります。

筆者

最初はクラウドワークスとランサーズの両方を確認し、自分に合う案件が多いほうを中心に使うとよいでしょう。

2.求人サイトで業務委託案件を探す

一般的な求人サイトや副業求人サービスにも、Webライターの募集があります。「Webライター 業務委託」「SEOライター 在宅」などで検索してみましょう。

クラウドソーシングよりも経験を求められる案件が多いものの、継続前提で単価が高い求人が見つかることもあります。

筆者

ポートフォリオを3〜5本用意できたら、未経験可の求人へ応募してみてください。

3.SNSで募集を探す

XなどのSNSでは、編集者や企業がライターを募集する場合があります。「#ライター募集」「Webライター 募集」などで検索すると見つけられます。

普段から自分の得意分野や執筆した記事について発信しておくと、投稿が簡易的なポートフォリオになります。ただし、発注者の身元や支払い条件を確認しにくいケースもあるため、会社情報、過去の発信、契約条件を十分に確認しましょう。

4.企業のメディアへ直接営業する

自分が書きたいジャンルのWebメディアを探し、問い合わせフォームや採用ページから連絡する方法です。

募集が出ていない企業への営業は返信率が低くなりやすい一方、採用されれば仲介手数料がかからず、継続案件につながる可能性があります。

筆者

いきなり「仕事をください」と送るのではなく、以下の内容を簡潔に伝えましょう。

  • 対応できる業務
  • ポートフォリオ
  • 自分が貢献できる理由
  • 得意ジャンルと執筆実績
  • どのメディアを見て連絡したのか

未経験者は、まずクラウドソーシングで実績を作り、公開できる記事が増えてから挑戦すると営業しやすくなります。

5.知人や過去の仕事関係者に紹介してもらう

知人が経営する会社のブログ、店舗サイト、採用ページなどで文章が必要になることもあります。身近な人に「Web記事の執筆を始めた」と伝えておくと、仕事につながる可能性があります。

ただし、知り合いだからこそ、仕事内容や報酬を曖昧にしてはいけません。

作業範囲、納期、修正回数、報酬、支払日を事前に決めましょう。

未経験者が避けたいWebライター案件の特徴5つ

最短で初案件を取りたいと焦るほど、条件の悪い案件に応募してしまうことがあります。次のような案件には注意してください。

①相場から大きく外れた低単価案件

「初心者だから勉強させてもらえるだけでありがたい」と考え、極端に安い案件を受け続けるのはおすすめしません。

少額のタスクでサービスの操作を覚える程度なら問題ありません。しかし、何時間もかかる記事を数百円で継続すると、疲弊して学習や営業に使う時間がなくなります。

報酬を見るときは文字単価だけでなく、リサーチ、構成作成、画像選定、WordPress入稿、修正などを含めた時給も考えましょう。

②契約前にLINEなど外部サービスへ誘導する案件

契約前からLINEへの登録、オンライン説明会への参加、外部サービスへの登録などを強く求める案件には注意が必要です。

仕事の発注ではなく、スクールや情報商材への勧誘を目的としている可能性があります。

クラウドワークスでは、契約前の直接連絡先の交換や、外部サービスへの勧誘を目的とする依頼などをガイドラインで禁止しています。やり取りは各サービスのルールに従い、不審に感じたら運営へ確認・報告しましょう。

③高額な教材やスクールの購入を求める案件

仕事をする条件として、教材、ツール、スクールなどの購入を求められた場合は、契約しないほうが安全です。

Webライターは、パソコンとインターネット環境があれば始められます。

筆者

勉強にお金を使うこと自体が悪いわけではありませんが、「仕事を渡すために購入が必要」と言われる場合は別です。

④仕事内容や報酬が曖昧な案件

「簡単に稼げる」「誰でも高収入」といった言葉ばかりで、執筆テーマ、文字数、納期、報酬が書かれていない案件は避けましょう。

契約前には、少なくとも以下を確認します。

  • 記事のテーマと本数
  • 1記事の文字数
  • 構成作成の有無
  • 画像選定・入稿の有無
  • 納期
  • 報酬額
  • 修正回数の目安
  • 記事の使用目的

条件が不明なまま契約すると、想定以上の作業を求められる恐れがあります。

⑤仮払い前に執筆を求める案件

クラウドソーシングを利用する場合は、契約と仮払いの完了を確認してから執筆を始めましょう。

「急ぎだから先に書いてほしい」と言われても、報酬が支払われる保証のない状態で作業するのは危険です。テストライティングについても、報酬、文字数、記事の利用範囲を確認してください。

筆者

筆者はこれで、時給0円で数千字書いたことがあります。

Webライター案件を取れない7つの原因と改善策

応募しても採用されないと「自分には才能がない」と考えてしまうかもしれないですが、提案が通らない原因は文章力だけではありません。

1.応募数が少ない

未経験のうちは、数件応募してすべて不採用になることもあります。クライアントが経験者を選んだり、応募の途中で募集を止めたりすることもあるため、一度の不採用だけで自分の能力は判断できません。

筆者

まずは10件を目安に応募し、反応を確認しましょう

10件送って返信がなければ、提案文、案件選び、ポートフォリオのいずれかを改善します。

ただし、やみくもに100件送る必要はありません。1日2〜3件でも、募集要項に合わせて丁寧に応募するほうが効果的です。

2.提案文が使い回しだと伝わる

案件名やクライアント名だけを変えた提案文は、応募理由が抽象的になりがちです。

募集文から相手が求めている人物像を読み取り、冒頭の2〜3文だけでも案件に合わせましょう。「なぜこの案件に応募したのか」「自分のどの経験が役立つのか」を具体的に伝えます。

3.募集要項の質問に答えていない

募集要項に「週の執筆本数」「得意ジャンル」「過去の実績を記載してください」と書かれているのに、一つでも回答が抜けると不利になります。

筆者

送信前に質問を箇条書きで抜き出し、すべて答えたか確認しましょう。

指定された応募形式を守ること自体が、指示に沿って記事を書ける証明になります。

4.初心者であることばかり強調している

「未経験で自信はありませんが」「ご迷惑をかけると思いますが」と書くと、クライアントは安心して依頼できません。

未経験である事実を隠す必要はありませんが、謝る必要もありません。

「実務経験はありませんが、〇〇の職務経験があり、関連するサンプル記事を3本作成しました」のように、準備と強みをセットで伝えましょう。

5.案件と関係のない実績を送っている

美容の記事を募集している相手に、ゲームの記事だけを5本送っても、採用後のイメージを持ってもらいにくくなります。

筆者

案件に最も近い記事を1〜3本選んで送りましょう。該当する記事がなければ、応募前に1本作る方法もあります。

6.ポートフォリオが読みにくい

リンクだけを大量に並べると、クライアントは何を見ればよいかわかりません。

各記事に「テーマ」「狙ったキーワード」「担当範囲」「工夫した点」を添えましょう。誤字脱字やリンク切れも採用判断に影響するため、定期的に確認してください。

7.条件の良い人気案件だけに応募している

文字単価3円以上、初心者歓迎、マニュアル完備といった好条件の案件には、多くの応募者が集まります。

挑戦するのはよいことですが、競争率の高い案件だけでは初受注まで時間がかかります。文字単価0.5〜1円程度で、自分の経験と合う案件も組み合わせましょう。

初案件から月1万円・3万円・5万円へ伸ばす方法

案件を1件取ることはゴールではなく、ここからが本当のスタートです。副業収入を増やしたいなら、初案件を次の仕事につなげる意識が必要です。

まずは継続案件を1社作る

毎月新しい案件を探し続けると、営業に時間を取られます。初案件を丁寧に納品し、継続依頼につなげましょう。

継続してもらうためには、基本の徹底だけで十分です。

  • 納期を守る
  • 連絡を放置しない
  • マニュアルを守る
  • 同じ指摘を繰り返さない
  • わからないことを早めに相談する
  • 読者にとって必要な情報を考える

当たり前に見えることを安定して続けられるライターは、クライアントにとって貴重です。

月1万円は単価と本数から逆算する

たとえば文字単価1円で、1記事5,000文字なら報酬は5,000円です。月2本納品すれば、売上は1万円になります。

月3万円なら同じ条件で月6本、月5万円なら月10本が目安です。実際には手数料や税金が引かれる場合があるため、売上と手取りは分けて考えましょう。

目標金額を決めたら、必要な記事数と作業時間を計算します。

副業で使える時間を超える場合は、案件数を増やすだけでなく、単価を上げる必要があります。

3〜5記事納品したら単価アップに動く

低単価案件に慣れた後も、同じ条件で書き続ける必要はありません。

実績が3〜5記事できたら、次の方法で単価アップを狙いましょう。

  • 得意ジャンルを絞る
  • SEOの上位表示実績を作る
  • 文字単価が高い新規案件へ応募する
  • 継続中のクライアントへ単価交渉する
  • 構成作成やWordPress入稿まで対応する
筆者

僕も最初から月10万円を稼げたわけではありません。

納品を積み重ね、SEOやWordPress、ディレクションまで対応範囲を広げた結果、収入を伸ばせました。

初案件では「採用されること」が大切ですが、その後は「同じ時間で提供できる価値を増やすこと」を意識しましょう。

未経験のWebライター案件に関するよくある質問

Webライターの初案件はいくらを目安にすればよいですか?

A.文字単価0.5〜1円程度を一つの目安にしてください。自分の専門分野、資格、ブログ記事などを提示できる場合は、未経験でも文字単価1円以上へ応募して構いません。

ただし、単価だけでなく、構成作成や画像選定、入稿、修正の範囲も確認しましょう。作業時間を含めて納得できる条件か判断することが大切です。

実績ゼロでもポートフォリオは作れますか?

A.作れます。自分でテーマとキーワードを決め、サンプル記事を3本ほど書きましょう。無料ブログやnote、Googleドキュメントでも構いません。

実務で納品した記事だけが実績ではありません。クライアントが文章力を判断できる記事を用意することが目的です。

初心者であることは提案文に書くべきですか?

A.募集要項で経験年数を聞かれた場合は、正直に答えましょう。一方で、自分から「初心者なので自信がありません」と強調する必要はありません。

実務経験がないことに触れるなら、学んだ内容、関連する職歴、サンプル記事など、依頼できる根拠も一緒に伝えてください。

何件くらい応募すれば初案件を取れますか?

A.採用率は、案件の条件、提案文、ポートフォリオ、得意分野によって異なるため、一概にはいえません。まず10件を目安に応募し、返信率を確認しましょう。

返信がなければ同じ文章を送り続けるのではなく、案件との相性、提案文の冒頭、実績の見せ方を改善します。

スマホだけでもWebライターを始められますか?

A. はい、スマホだけでもWebライターを始められます。
短い文章の案件であればスマホのみでも執筆可能です。

ただし、本格的に収入を増やしていくなら、将来的にパソコンを用意するのがおすすめです。長文の執筆、複数ページのリサーチ、Googleドキュメントでの編集、WordPressへの直接入稿などは、パソコンのほうが圧倒的に効率よく進められます。

資格やスクールは必要ですか?

A.Webライターになるための必須資格はありません。資格よりも、読みやすい記事、納期を守る姿勢、募集要項に沿った対応のほうが採用に直結します。

独学で進めにくい場合にスクールを利用する選択肢はありますが、高額な講座を受けなければ案件を取れないわけではありません。

まとめ:未経験者は3つ準備して、まず10件応募しよう

未経験からWebライター案件を取るために、最初から豊富な実績や特別な資格は必要ありません。

筆者

まずは、次の3つを準備しましょう。

  1. 募集要項に沿った提案文
  2. 案件に関連する自分の経験
  3. 文章力を示すサンプル記事3本

準備ができたら、クラウドソーシングで自分の経験と相性がよい案件を探し、まず10件を目安に応募してみてください。

不採用になったからといって、「Webライターに向いていない」と決まるわけではないです。

案件との相性や募集のタイミング次第で、採用に至らないことは普通にあります。反応を見ながら、提案文とポートフォリオを少しずつ磨いていけば大丈夫です。

筆者

僕が文字単価1円で採用された提案文も、今振り返れば改善できる部分があります。

それでも、その1件に丁寧に向き合った結果、10名のライターをディレクションする仕事にまでつながりました。

最初の1件は、小さく見えても、その後の働き方を変える入口になります。

この記事を閉じたら、まず自分の仕事、資格、趣味を紙やメモに書き出してみてください。

そのなかから一つ選び、サンプル記事のタイトルを決めるところから始めましょう。

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k
当サイト管理人kです。 こちらのサイトでは自分の経験してきたことや学んできたものの中でとくに有益だと思ったことを中心に発信しています。 ぜひコメントなどいただけるとありがたいです。